家族滞在ビザコラム

家族帯同ビザは不許可になる?知らないと危険な7つの原因

「家族帯同ビザは家族だから簡単に許可される。」

このように考えている方は少なくありません。

しかし実際には、家族帯同ビザ(在留資格「家族滞在」)でも不許可になるケースがあります。

日本の出入国在留管理庁では、家族関係だけでなく、

  • 扶養能力

  • 家族関係の実態

  • 在留資格の要件

などを総合的に審査しています。

必要書類を提出しても、内容に問題があれば不許可になる可能性があります。

この記事では、家族帯同ビザが不許可になる代表的な7つの原因と、その対策について行政書士がわかりやすく解説します。

家族帯同ビザとは?

家族帯同ビザ(家族滞在ビザ)は、日本で働く外国人や留学している外国人の配偶者や子どもが日本で生活するための在留資格です。

対象となるのは主に

  • 配偶者

  • 子ども

です。

両親や兄弟姉妹は原則として対象外になります。

また、「家族だから許可される」のではなく、法律で定められた要件を満たしていることが重要です。


不許可になる原因①
扶養能力が不足している

最も多い原因が扶養能力です。

家族帯同ビザでは、日本で生活する家族を十分に養える収入があることが求められます。

例えば、

  • 年収が極端に低い

  • 勤続期間が短い

  • アルバイトのみ

  • 転職したばかり

などの場合には慎重に審査されます。

対策

  • 在職証明書

  • 課税証明書

  • 納税証明書

  • 給与明細

などを準備し、安定した収入を説明しましょう。


不許可になる原因②
家族関係を証明できない

家族帯同ビザでは、本当に家族なのかを証明する必要があります。

例えば

  • 結婚証明書

  • 出生証明書

  • 戸籍に相当する書類

などが必要になります。

国によっては証明書の形式が異なるため、不備があると審査が進みません。

対策

外国語の書類には正確な日本語訳を添付しましょう。

翻訳ミスも審査に影響することがあります。


不許可になる原因③
書類の不備や記載ミス

家族帯同ビザでは多くの書類を提出します。

例えば

  • パスポート番号

  • 生年月日

  • 名前のスペル

  • 入国歴

などに誤りがあると追加資料の提出を求められる場合があります。

内容によっては不許可につながることもあります。

対策

提出前に複数回確認しましょう。

行政書士へチェックを依頼するのも有効です。


不許可になる原因④
扶養者の在留資格に問題がある

家族帯同ビザは、日本で生活する扶養者の在留資格が前提になります。

例えば

  • 更新間近

  • 在留期限切れ

  • 資格外活動違反

などがあると家族帯同ビザにも影響する可能性があります。

対策

まず扶養者本人の在留資格が安定していることが重要です。


不許可になる原因⑤ 虚偽申請

当然ですが、

  • 偽造書類

  • 虚偽の勤務先

  • 虚偽の収入

などは重大な問題です。

発覚すると不許可だけでなく、その後のビザ申請にも悪影響を及ぼします。

対策

事実を正確に申請しましょう。

不利と思われる事情があっても、正直に説明した方が結果的に有利になることもあります。


不許可になる原因⑥
日本での生活実態に疑問がある

例えば

  • 日本に住む予定が不明

  • 同居予定がない

  • 長期間別居予定

などの場合には、家族として生活する実態について確認されることがあります。

対策

住居や生活予定について具体的に説明できるようにしましょう。


不許可になる原因⑦
過去の在留歴に問題がある

例えば

  • オーバーステイ

  • 資格外活動違反

  • 過去の退去強制

などがある場合には慎重な審査になります。

ただし、事情によっては許可されるケースもあります。

対策

過去の経緯を正確に説明し、反省や改善状況を丁寧に伝えることが重要です。


不許可にならないためのポイント

家族帯同ビザでは

  • 正確な書類

  • 安定した収入

  • 家族関係の証明

  • 日本での生活計画

をしっかり準備することが大切です。

少しでも不安がある場合は、申請前に専門家へ相談することで不許可のリスクを減らすことができます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 年収が低いと必ず不許可になりますか?

いいえ。年収だけで判断されるわけではありません。扶養人数や生活状況なども含めて総合的に審査されます。

Q2. 家族帯同ビザは何か月くらいで結果が出ますか?

一般的には1〜3か月程度ですが、追加資料の提出などにより長くなる場合があります。

Q3. 不許可になったら再申請できますか?

はい。原因を改善したうえで再申請することは可能です。不許可理由を分析してから再申請することが重要です。


まとめ

家族帯同ビザは家族だからといって必ず許可されるわけではありません。

特に

  • 扶養能力

  • 家族関係の証明

  • 書類の正確性

  • 在留状況

は重要な審査ポイントです。

事前に十分な準備を行い、不安がある場合は専門家へ相談することで、不許可のリスクを減らすことができます。

家族と安心して日本で生活するためにも、正確な情報をもとに申請を進めましょう。

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