家族滞在ビザコラム

家族帯同ビザと配偶者ビザの違いとは?

外国人が日本で家族と生活するとき

「配偶者ビザ」や「家族帯同ビザ」が必要というのを

耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。

耳にしたことはあるものの

・配偶者ビザと家族帯同ビザは何が違うのか

・どちらを申請すればよいのか

・働くことはできるのか

といった疑問を持たれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

この2つの在留資格はどちらも

家族として日本で生活するためのビザですが、

対象者や働き方などに大きな違いがあります。

特に、配偶者の国籍や在留資格によって、

取得できるビザが変わるため注意が必要です。

この記事では、

家族帯同ビザと配偶者ビザの違い、対象者、働き方、審査のポイントなどについて分かりやすくお伝えします。

1.配偶者ビザとは

配偶者ビザとは、

日本人または永住者と結婚した外国人が、日本で生活するための在留資格です。

対象は大きく分けて次の二つになります。

・日本人の配偶者等

  ▶日本人と結婚した外国人

・永住者の配偶者等

  ▶永住権を持つ外国人と結婚した外国人

これらの在留資格は、

一般的にまとめて配偶者ビザと呼ばれることが多いです。

📍配偶者ビザの特徴は、就労制限がないことです。

・会社員

・アルバイト

・自営業

・フリーランス

など、自由に働くことができます。

また、日本で安定した生活を続けることで、将来的に永住権の申請も可能になります。


2.家族帯同ビザとは

家族帯同ビザ(正式名称「家族滞在」)とは、

日本で働く外国人の配偶者や子どもが、日本で生活するための在留資格です。

・日本で働く外国人が海外にいる配偶者を呼び寄せる

・日本で働く外国人が海外にいる子どもを呼び寄せる

 といった場合に必要となる在留資格になります。

このビザは、

日本で働く外国人が家族を扶養することを前提とした在留資格です。

⚠️そのため、配偶者ビザとは異なり、働くことに制限があります。

家族帯同ビザの配偶者が働く場合は、

入管から資格外活動許可を取得する必要があります。

許可を取得すれば、

週28時間以内のアルバイトをすることが可能です。


3.配偶者ビザと家族帯同ビザの大きな違い

配偶者ビザと家族帯同ビザにはいくつかの重要な違いがあります。

主な違いを見ていきます。

①結婚相手の在留資格

最も大きな違いは、結婚相手の在留資格です。

配偶者ビザは、

・日本人

・永住者

と結婚した場合に取得できます。

一方、家族帯同ビザは、

・技術・人文知識・国際業務

・経営・管理

・技能

など、日本で働く外国人の配偶者や子どもが対象になります。

つまり、

配偶者の在留資格によって取得できるビザが変わるということです。

②就労の自由

働き方にも大きな違いがあります。

配偶者ビザの場合は、就労制限がありません。

・フルタイム勤務

・アルバイト

・自営業

など自由に働くことができます。

一方で、

家族帯同ビザは扶養を前提とした在留資格です。

そのため、働く場合は資格外活動許可が必要で、

原則として週28時間以内のアルバイトに制限されます。


4.扶養の考え方

家族帯同ビザでは、

日本で働く外国人が家族を扶養することが前提になります。

そのため

・扶養できる収入があるか

・生活費を負担できるか

といったことを入管は慎重に審査します。

一方、配偶者ビザでは必ずしも扶養関係が必要とは限りません。

夫婦それぞれが働いて生活することも可能です。


5.永住申請との関係

永住権の申請にも違いがあります。

配偶者ビザの場合、

日本人の配偶者として日本に住んでいる場合は、

比較的短い期間で永住申請が可能になることがあります。

・結婚生活3年以上
・日本在住1年以上

のような条件で永住申請が認められるケースがあります。

一方、家族帯同ビザでは、通常は永住申請の対象になりません。

永住を目指す場合は、

別の在留資格に変更することを検討するのも必要です。


6.どちらのビザを申請すればよい?

配偶者ビザと家族帯同ビザのどちらを申請するかは、

配偶者の国籍や在留資格によって決まります。

・日本人と結婚 → 配偶者ビザ

・永住者と結婚 → 配偶者ビザ

・就労ビザの外国人と結婚 → 家族帯同ビザ

申請者が自由に選べるわけではなく、

条件によって決まる在留資格 が決まってきます。


7.申請時の注意点

配偶者ビザと家族帯同ビザの申請では、

いくつか注意点があります。

①家族関係の証明

どちらのビザでも、結婚関係を証明する書類が必要です。

・結婚証明書

・戸籍謄本

外国で発行された書類の場合は、日本語翻訳を添付する必要があります。

②生活基盤の確認

入管では、日本で生活できる基盤があるかどうかも確認します。

・収入

・住居

・生活状況

特に家族帯同ビザでは、

扶養能力が重要な審査ポイントになります。


まとめ

配偶者ビザと家族帯同ビザは、

どちらも家族として日本で生活するための在留資格ですが、

対象者や働き方などに大きな違いがあります。

主な違いは次の通りです。

配偶者ビザ

・日本人または永住者の配偶者
・就労制限なし
・自由に働くことができる

家族帯同ビザ

・就労ビザを持つ外国人の配偶者や子ども
・扶養を前提とした在留資格
・資格外活動許可で週28時間以内のアルバイトが可能

結婚相手の国籍や在留資格によって、取得できるビザが変わります。

日本で家族と生活する場合は、

どの在留資格が適切かを正しく理解して申請することが重要  になります。

関連記事

家族帯同ビザで子どもの保育園はどうする?

家族帯同ビザで妊娠したら何をすればいい?

家族帯同ビザで銀行口座は作れる?

arrow_backコラム一覧へ戻る

お気軽にご相談ください

1お電話かお問い合わせフォームにてご連絡
2無料カウンセリング
3見積書の提示・ご契約

call044-819-4892

お問合せ電話受付時間 / 18:00〜22:00
※電話がつながりにくくなっております。できるだけお問い合わせフォームでのご連絡をお願いします。

mailフォームで相談 LINEで相談